『メルセデスCLA シューティングブレイク』向けバンパーガード製作

メルセデス現行型CLA用のバンパーガード製作 モノ

低すぎるCLAシューティングブレイクの車高問題

現行型のCLAシューティングブレイクが納車され、頻繁に運転する様になりました。(前回のブログでは、納車時のこと、値引テクニック、高いリセールバリュー、弱点について記載致しました)

今回は、上記ブログにも記載をさせて頂いたフロント周りの最低車甲高が120mmという弱点を補う為のパーツ作りの話しとなります。もちろん、段差へのアプローチや急な坂道へのアプローチ時には、いったんスピードを緩めてから乗り上げることで、多少カバーできると思います。ただ、車に慣れていくに従い、その注意もおろそかになり、いつか絶対底を擦ることがあると思っていますので、初めからガードパーツ対策を行います

CLAシューティングブレイク
購入したCLAシューティングブレイク



フロントバンパー底のガードパーツ製作

世界中のCLAユーザが車高の低さの改善を願っているのではないかと思い、ググってみましたが、海外のユーザはさほど気にしていないのか、現行型用のバンパーガードやバンパートリムは見つからず。

特にヨーロッパの街中は、石畳の道路も多く、段差や急な坂が気になるはずと予想していましたが、そもそもヨーロッパの方々って、バンパーは傷つくモノという意識が強いので、傷は気にしないのかもしれないですね。もし、海外製のパーツがあれば輸入したかったのですが、購入は諦めました。

ということで、もう自分で作るしか無いと決めて、さっそく工作をしてみました。

リセールバリューの為にもCLAの良い状態をキープしたい!

購入したCLAシューティングブレイク200d
愛車の200d


自作したバンパーガードの紹介

完成したCLAシューティングブレイク向けバンパーガード

最初に完成したバンパーガードを愛車の200dに取り付けたイメージを掲載します。

外観を損なわない様に、正面から見ても、車体を下からのぞき込まない限りは目立たない様に配慮して製作しました。

覗き込むようにカメラで撮影しても、このレベルです!

車高が最も低い位置(左右のバンパー下、約30cm程度)を守るためのバンパーガードです。

覗き込んでやっと見える位置ですので、外観は損なわず製作ができました。



スマートカーライフ製のバンパーガード仕様

素材

気になるのが素材かと思います。道路の段差にバンパーの底が当たってしまった際に、ショックを吸収してくれて、バンパーガード自体も傷がつきにくい素材の表面バンパーから剝がれにくい素材で製作したいと考えました。そして、不要になったらいつでもはがせる素材で製作したい。

上記ニーズから、ラバー(ゴム)が適していると考えました。また、私のCLAのボディカラーはホワイトカラーの為、ラバーの黒を隠しながら、かつ防水、傷防止の素材を利用したいと考え、3M製の屋外/屋内装用シート(主にインテリアの壁紙に利用)の白色をラバー表面に貼り付けました。

最初は3Mの車用ラッピングフィルムを考えましたが、単価が高価であることと傷を防止しにくい素材だったことから、屋外/屋内装用シートを選択しています。実際の完成した製作パーツは下の様なものとなります。

CLAシューティングブレイク用バンパーガード完成品
実際に製作した左右のバンパーガード


CLA用のバンパーガード製作に使用した素材や工具は下記となります。カッティングシートは、高価なので黒色でも気にしない人、黒ボディの方は、買わなくても良いかもしれません。要望が高ければ、当サイトでまとめて購入し、素材を小口で販売、もしくは完成品で販売という形も検討したいと思います。



下地のラバー(2mmがおすすめ!)

3mmでも可能ですのでお好みで!

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表面シート(当サイトはPS-001ARを利用)

カッティングシートが最もコストがかかるので値段重視で選んでも良いかもしれません。

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ボディ貼り付け用両面テープ(超強力・剥がせるタイプ)

ニトムズのロゴ無し簡易パッケージの為、安価で購入可能。3M社製でも可。

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脱脂材(貼り付け部の清掃、油分除去)

下記のいずれかで可

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カット用の工具

一般の工作用のカッターとハサミを準備してください。ラバーが3mmの場合は、やや厚手のものがカット可能なハサミが必要です。直線に近い部分はカッターがきれいに切れて、カーブの部分はハサミがおすすめです。

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サイズ

サイズは40cm程度で製作しようと思ったのですが、ブログを見てくださっている方々は、おそらく個人の方が多いと思い、家庭用のA4プリンターで製作可能な最大サイズで設計しました。

今回製作したバンパーガードの仕様は、下記の通りです。

サイズ仕様
横幅約28.5cm
奥行き約6cm(最長辺)
厚み約2~3mm
(選ぶゴムとシートによる)
CLA用バンパーガード型紙製作
CLAシューティングブレイク用型紙製作(サイズ計測)


ゴムを切り取るための型紙は、下記からダウンロード可能です!
※当テンプレートはどなたでも無料でご利用いただけますが、著作権は、当サイトが保有致しますので、ご理解の上ご利用ください

CLAシューティングブレイク用に製作していますが、おそらく現行型のCLAでもご利用頂けると思います。型紙ダウンロードの上、A4用紙で印刷、カットしたうえで、形状をご自身の車に適合するかご確認ください。もし、利用できた際は、最下部のコメント欄からご連絡頂けますと嬉しいです🙇


製作方法

① 型紙のカット

1-1.CLAバンパーガード型紙テンプレートをダウンロード後、A4用紙に印刷。左右それぞれをカット。

CLA用バンパーガード型紙切り取り
左右をカット

1-2.型紙裏面に、一般の両面テープを張り付ける。ラバー側に仮止めする為の工程です。

型紙の裏へ両面テープを張り付け
両面テープを適度に貼り付け


②ラバーのカット

ラバーを型紙と同じ形状にカットします。①で作成した型紙をラバー側に貼り付けます。

CLAバンパーガードのラバーのカット

直線に近い部分はカッターできれいに切り取り、カーブが大きい場所はハサミでカットするの理想ですが、すべてをハサミ、もしくはカッターで作業しても問題ありません。

ラバーから型紙を剥がしたら、ラバーの完成です。


③カッティングシートを張り付け

②でカットしたラバーをカッティングシートに貼り付けます。3Mのカッティングシート側に粘着が付いていますので、両面テープは不要です!ラバーのみで良い人は、この作業はスキップして下さい。

長期間、粘着力をキープする為のコツ!
カッティングシートへ貼り付け前に、脱脂材を利用してラバー側の油分とゴミを除去しておくことを強くお勧めいたします。

貼り付け後は、②同様にカットしたら③の作業は完成です。

CLAシューティングブレイク用バンパーガード完成品
実際に製作した左右のバンパーガード


④バンパーガードの完成

ラバー側に、両面テープを張り付けたら、バンパーガードは完成です。

両面テープは、外周に貼り付けていきます。両面テープは空気を抜くようにしっかり貼り付けてください!

両面テープを貼り付前に、再度、脱脂材でラバー側の油分とゴミを除去することを推奨

ラバーへの両面テープ貼り付け
外周を囲むように両面テープを張り付け


⑤ボディへバンパーガードの貼り付け

いよいよ、バンパーガードをボディ側へ貼り付けます。貼り付け前に、今回も脱脂材をボディに塗布して、汚れをふき取っておいてください。

脱脂材をボディへ塗布

貼り付け位置は、シャーシとバンパーのつなぎ目を目安にします。バンパー下に赤い点線を引かせて頂きましたので、参考まで。車高が低いので、車体を覗き込む様に作業を行います。

CLAシューティングブレイク用バンパーガード貼り付け位置

貼り付け位置に合わせたら、指で少し強めにバンパーガード全体を圧着してみてください。長期間利用する為、空気が抜けて、粘着力が継続される様にします。

CLAへのバンパーガード貼り付け作業


バンパーガード貼り付け後のイメージ

これで作業はすべて完了です!お疲れさまでした!

CLAシューティング用のバンパーガード
貼り付け位置の目安(左側の例)

いかがだったでしょうか?

CLAへバンパーガード貼り付け前と貼り付け後で、外観はほぼ変わらず、非常に綺麗な状態でバンパーガードを装着することができました!


耐久性評価

貼り付けから、6か月経過しましたが、剥がれる気配もなく問題ありません。

耐久性は、真夏の暑さにも耐え剥がれず、洗車後や大雨でも全く問題ありませんでした。また、コンビニなどの駐車場などの車留めにも何度も乗り上げましたが、バンパーガードが機能してくれて、ボディ側への傷が防げています!

さすが、3Mのシートです。


万が一の際の安心の為のパーツですので、このパーツが役立つ様な場面に遭遇しないことが一番です。またバンパーガードを装着したからといって、乱暴な運転や過信はやめましょう!愛車を長く、きれいに維持するために、皆様も是非バンパーガード製作にチャレンジしてみてください!

感想をお待ちしています!!!

※本ページで掲載しているバンパーガードは、自己責任によるご利用をお願い致します

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